2008年10月号のSNOOZERに掲載されていた「究極のラヴ・ソング・ランキング125曲」という特集で取り上げられていた曲をプレイリストにまとめました。
「彼女は君を愛している」というラインの後に「イェーイ!イェーイ!イェーイ!」とトンチキに居直ったかの様な態度をとるザ・ビートルズの「シー・ラヴズ・ユー」がトップを飾っていることが象徴的ですが、この号の特集タイトルが「気まぐれな愛、不機嫌なラヴ・ソング」と銘打っている様に一筋縄ではいかない愛について歌った曲(すなわち最高な曲ばかり)が揃ったプレイリストです。
また08年に作られたランキングだけあって、リリー・アレンやダフィー、クラクソンズ、クークス、ケイジャン・ダンス・パーティーなど当時の音楽好きの嗜好も加味されており、10年経った今振り変えってみると当時の空気感というのも見えてくるのではないでしょうか。
その一方で、リトル・リチャードやプリンスが歌う様な多様な愛の形にも言及したプレイリストです。
その様に多様さとは何かということが通底する「ロックンロール不滅の250曲」や「革命と反抗のサウンドトラック100曲」と合わせて是非お聴きください。