7月28日に待望のブランキー・ジェット・シティの音源がストリーミング解禁されました。
これを記念して、ブランキー・ジェット・シティの入門になるアルバムの紹介とプレイリストを作ってみました。
ブランキー・ジェット・シティとはベンジーの愛称でお馴染みの浅井健一さん(Vo/Gt)、照井利幸さん(B)、中村達也さん(Dr)の三人からなる3ピースバンドバンドです。
90年に『三宅裕司のいかすバンド天国』で6代目グランドイカ天キングとなり、メジャー契約を掴みます。
ロカビリーやパンクをベースとしながらも、ポストパンクとハードロックが同居するような唯一無二なバンドアンサンブルと、浅井健一さんにしか描写できない繊細かつ不良性もある文学性を帯びた歌詞で人気を博しました。
特に、フジロックやライジングサンロックフェスといったフェスシーン黎明期には、ミッシェル・ガン・エレファントと共に日本のロックバンドの代表として活躍をしました。
ブランキー・ジェット・シティの名盤としてよく挙げられるのは、『BANG!』と『C.B.Jim』と『SKUNK』と『LOVE FLASH FEVER』の4枚です。
『BANG!』派と『SKUNK』派。 pic.twitter.com/QH7tok6MyY
— チャポカ (@chartpop696) 2021年10月6日
『C.B.Jim』派。 pic.twitter.com/l6zY3DISe1
— チャポカ (@chartpop696) 2021年10月6日
山崎洋一郎さんは『LOVE FLASH FEVER』派? pic.twitter.com/z4nqRwaxxw
— チャポカ (@chartpop696) 2021年10月5日
ヒリヒリとした緊張感漂う演奏と浅井健一さんの文学的で散文的な歌詞の魅力が確立した2nd『BANG!』。
映像的でワイルドな世界観がより明確となり、ライブでの定番曲が出揃った『C.B.Jim』。
代々木公園野外ステージで行われたフリーライヴ後にリリースされ、それまでの集大成とも言える『SKUNK』。
レコード会社を移籍し、セルフプロデュースが更に極まりサウンド的には絶頂期と言える『LOVE FLASH FEVER』。
更にブランキー・ジェット・シティのオリジナルアルバムと同じくらいの重要度があるのがライブ盤や映像作品です。
ブランキー・ジェット・シティの楽曲は、オリジナルアルバムで完成するというよりも、ライブ中の観客の反応との相互作用やアドリブも含めたアレンジによって楽曲が育っていきます。
また、ライブでの観客の熱狂と音源以上に迫力と勢いのある演奏はこのバンドの一番の魅力でもあり、ライブ音源に慣れるとスタジオ音源では物足りなくなる程です。
中でも人気が高い映像作品は『MONKEY STRIP』と『ARE YOU HAPPY?』です。
後者は『SKUNK』発売前に行われた代々木公園野外ステージでのフリーライブを収めた作品。
前者はファンの中ではブランキー・ジェット・シティの最高傑作とも言われる映像作品でもあり、同日に行われた別公演は音源化もされています。
ちなみに解散ツアーの演奏を収めた『LAST DANCE』でもCDに収録されている公演とレコードと映像作品に収録されている公演は別になっています。
このように、スタジオ音源以上にライブでの演奏が魅力的なブランキー・ジェット・シティなので入門用として、今回ストリーミング配信解禁されたライブ音源からプレイリストを作ってみました。
全キャリアを追えると共にライブでの人気曲が中心になっているので、ここからブランキー・ジェット・シティの音楽に魅了されてください。