一月ほど前、『アベンジャーズ/エンドゲーム』を観たことをきっかけに映画館から足が遠のいていたことを書きました。
その間に楽しんでいたのが『ゲーム・オブ・スローンズ』だったのですが、いよいよ残すところ最終章であるシーズン8のみとなり、シーズンを重ねていくごとに加速度的に面白くなっていくこのドラマに打ちひしがれると共に、終わってしまうことへの寂しさも感じています。
とはいえ、映画館では注目作が多数公開されていることもあり、ここ最近でも『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』や『凪待ち』、『WE ARE LITTLE ZOMBIES』、『ホットギミック ガールミーツボーイ』など観応えのある作品にも巡り会え、すっかり映画館への距離感が元に戻っています。
さらには、THA BLUE HERBの2枚組のセルフタイトルアルバムがリリースされたり、NETFLIXでは『ストレンジャー・シングス』のシーズン3が解禁され、どちらもじっくりと味わいたい作品なだけに時間の足りなさを痛感し、うれしい悲鳴をあげています。
さて、時間が足りないといえば選挙や政治について学ぶ時間もそうです。
いよいよ参議委員選挙の公示が始まりました。
ここから2週間ほど政治や選挙について考える時間が増えることになりそうですが、自身の考えをまとめたり、政党や候補者の政策やスタンスを見比べ精査するには2週間という期間は短いものに感じてしまいます。
とはいえ、政治や選挙について考えることは億劫であることは否定できません。
ですが、マーベル・シネマティック・ユニバースの作品や『ゲーム・オブ・スローンズ』を始めとする優れたポップカルチャーの多くが現在の政治的状況を反映した作品なのは言うまでもなく、作品を読み解くうえで政治にも興味を持てれば更に作品への理解が深まるようにも感じます。
このように政治や選挙を自分事に引きつけると少しでも興味が湧いてくるのではないでしょうか。
モーニング娘。の「ザ☆ピ〜ス」ではこんなふうに歌われています。
選挙の日って ウチじゃなぜか
投票行って 外食するんだ
奇跡見たい すてきな未来
意外な位 すごい恋愛
この歌詞のように日常の中に外食や恋愛と同じくらいの感覚で、自然と政治や選挙がそこにあるような感覚は大事なものなのかもしれません。
その為にも読書する時間であったり、映画館に行く時間や音楽をじっくり聴く時間が大切になってくるのですが、やはりここでも時間が足りない気がしてきました。