2003年12月号のSNOOZERに掲載されていた「iPodで音楽は変わるか?あなたがまず最初にiPodにぶち込むべき、珠玉のオールタイム・プレイリスト250曲」という特集で掲載されていたいくつかのプレイリストをまとめました。
上から順に「レノンが歌う、ロックンロールな37曲」「For Friends Who Need to Breathe and Stop」「レディオヘッド、究極の裏ベスト・アルバム(?)」というプレイリストです。
「For Friends Who Need to Breathe and Stop」はR.E.M.のマイケル・スタイプがiTunes storeの「セレブリティ・プレイリスト」に自ら選曲したプレイリストを掲載したものですが、他の2つのプレイリストはタイトルをテーマにしたようなある視点に根ざしたベスト盤、裏ベスト盤と言えるような選曲になっています。
更にこの特集の中では「俺の午後のBGM100曲」というテーマでSNOOZER誌のスタッフによるプレイリストも掲載されています。
上から順に「田中宗一郎の”アイ・キャント・エクスプレイ”リスト」「村 圭史の”いかれたDJ"・プレイリスト」「唐沢真佐子の”リヴ・スルー・ジズ”・プレイリスト」「松田健人の”からっぽの世界”・プレイリスト」というプレイリストです。
1曲目がThe Raptureの「House Of Jealous Lovers」から始まる以外は自由な選曲ですが、それぞれの趣味嗜好が透けて見えてきたり、選曲の意図や流れも次第に明確になってくるように思います。
2003年ということで、当時はiPodによって大量の音楽のライブラリーを持ち運べるということが画期的だったのだと思いますが、当時からプレイリストに注目していたこの雑誌ならではの先見性は、ストリーミングサービスによって当時よりも更に大量の音楽ライブラリーに触れることが手軽になり、プレイリストを共有できる今現在にも非常に参考になるのではないでしょうか。
プレイリストと言っても、ミュージシャンやバンドの曲をあるテーマの中で選曲したり、ある種のメッセージを込めた選曲になっていたり、大量の曲を選んだことによって独特の流れや意図が生まれたり、プレイリストにも様々なものがあるのだと気付かされます。
他のSNOOZERでの特集に掲載されたプレイリストと共にお楽しみください。