チャート式ポップカルチャー

チャートやプレイリストから現在の音楽や映画を眺めるブログ

(コラム)Spotifyをオススメする理由

このブログではSpotifyバイラルチャートを記録したり、プレイリストを紹介していますが、なぜSpotifyが面白いのかを今一度ブログに書いておきたいと思います。

 

さて、このブログを読んでいる方は普段どのように音楽をお聴きになるでしょうか。

このブログは映画も扱っているので、もしかしたら普段は意識して音楽を聴かないという方もいるかもしれません。

しかし、そんな方にこそオススメしたいのがSpotifyなのです。

理由は大きく2つあります。

 

まず1つは、会員登録すれば無料プランでも音楽を再生することができることです。

有料プランと比べると制限時間があったり、何曲か聴くと広告が入ったり、スマホでの再生ではシャッフルプレイに限定されたり(PCだと曲順通りの再生も可能です)、音質の制限があったりはするのですが、それでも無料プランでもかなり楽しむことができます(逆に言うと有料プランが快適すぎるだけなのです)。

 

そして2つめは、これはSpotifyに限った訳ではなく音楽のストリーミングサービス全般に言えるのですが、映画のサウンドトラックと非常に相性が良いことです。

映画を観た後の余韻に浸りたいという際に、サウンドトラックを聴くということは以前からもある文化だと思うのですが、個人的にはストリーミングサービスを始めてからその頻度が劇的に増えました。

 

その傾向はバイラルチャートにおいて、映画の主題歌やサウンドトラックからの曲が複数チャートインしていることからもわかることなのですが、特に日本のバイラルチャートにおいてより顕著に出ています。

これは他の国と比べると、CDの販売が未だに根強い日本では、ダウンロード配信とストリーミング配信という二段階において乗り遅れている部分も大きく影響しており、J-POPの人気曲の参入がまだまだ過渡期という理由もあるでしょう。

しかし、映画と音楽が強く結びついた作品が多く作られていることも間違いなく関係があると思います。

 

また、実感ではミュージシャンのオリジナルアルバムとサウンドトラックを聴くという行為が非常に近づいたような感覚があり、特にケンドリック・ラマーがプロデュースした『ブラックパンサー』のサウンドトラックは言うまでもなく、ファレル・ウィリアムスがプロデュースした『ミニオンズ』や『ドリーム』のサウンドトラックはほぼ彼の新作に触れるような感覚で聴いています。

音楽がわかれば映画がより面白くなり、映画がわかれば音楽がより面白くなるというのがこのブログのテーマでもありますが、だからこそ映画好きの方にもオススメなのです。

 

そして、もちろん音楽好きの方にもSpotifyはオススメです。

個人的にはレコードもCDも買いますし、アートワークや歌詞カードを眺めながらアルバムを通しでじっくりと聴くという体験は非常に有意義で豊かな音楽体験だと思っています。

しかし、それとは別にSpotifyの楽しさというのも間違いなくあります。

それは端的に言えば手軽さとメディアとしての面白さです。

 

手軽さというのは、非常に音楽プレイヤーとして優れているところです。

ストリーミングサービスならではの良さとして、再生機器が変わっても再生位置をシームレスに切り替えられたり、アルバムやプレイリストを聴き終えても続けて近しい曲を流してくれたり、とにかく音楽を聴き続けることを億劫にさせない工夫が随所に感じられます。

 

そして、メディアとしての面白さというのは、様々な国のヒットチャートやバイラルチャートを眺められたり、公式、非公式関係なく多種多様に用意されているプレイリストが音楽の聴き方を広げてくれるからです。

ドレイクが去年出した『モア・ライフ』という作品がアルバムではなく、プレイリストという形式としてリリースされたのも象徴的ですが、プレイリストの多くがアルバムという単位よりも曲数が多く、必ずしも曲順通りに聴くことを想定しておらず、シャッフルプレイで聴かれたり、数曲だけ聴かれるということもあると思うのですが、それがフォーマットに拘らない自由な音楽の聴き方のようにも思え、非常に楽しいです。

chart-pop-696.hatenablog.com

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とはいえ、音楽に愛着があればあるほど、特に上記したように日本ではまだまだCDの販売も続いている訳で、ストリーミングサービスへ違和感を持ってしまう方も多いのではないかと思います。

その辺は、MP3やインターネット、ナップスター、ビットトレントらの登場でいかにCDが滅んでいったかがわかり、そして読み物として圧倒的に面白いスティーヴ・ウィット著の『誰が音楽をタダにした?巨大産業をぶっ潰した男たち』というノンフィクション小説が最近文庫化したのでそちらにお任せしたいのですが、最早Spotifyは音楽が好きな方にとっては水道や電気と同じインフラのような感覚になるのではないかなと思っています。 

そしてSpotifyも利用しながら、レコードやCDも楽しむというのが個人的にはしっくりきます。

 

さて、Spotifyは3ヶ月100円で利用できるセールも何度か行われています。

百聞は一見にしかずということもありますので、その際にはぜひお試しください。